• 京都整理収納サービス|整理収納からはじまるあなたらしい暮らし

こんにちは、らしさデザイン・Laboの日浦弘子です。

少しずつ朝が早く開けて日の沈むのが遅くなってきていますね。1日は同じ24時間なのに活動できる時間が多くなったように思い少し得をした気分になるのは私だけでしょうか?

日本には四季があり風情があっていいなあと思います。先日、京都左京区にある銀閣寺近くの法然院に行ってきたことを今日は書かせていただきます。

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庭園には杉苔がとても美しく生えていました。法然院には文豪谷崎潤一郎のお墓があります。谷崎潤一郎といえば建築関係の人は一度は読まれた方も多いかもしれませんが、陰翳礼讃という本を書き残しており本文中にこのようなことを書いています。

「日本の漆器や金蒔絵の道具も、日本の「陰翳」のある家屋の中で映え、より一層の美しさを増す。我々の祖先が作った生活道具の装飾などは、そうした日本の自然の中で培ってきた美意識で成り立っており、実に精緻な考えに基づいている。日本人は陰翳の濃淡を利用し、その美を考慮に入れ建築設計していた。美は物体にあるのではなくて、物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗にある。」と。

家の中の美は物体と物体との作り出す陰翳のあや、明暗なある。そうですよね。家の中のモノはそれぞれの存在によって引き立てあうモノでなければ美しい暮らしにはなりません。

インテリアの指向というのは好き嫌いの好みの問題であるとは思いますが、モノを整え美しく暮らすということをいつも大切にしたいものだと考えてしまいました。

たまには、頭の中の日常のコトなど整理しながら法然院近くの哲学の道の散策など楽しまれるのも良いのではないでしょうか。

私は冬の京都の光と風を感じて頭の中整理をしながらこの道を楽しみながら歩いてきました。